乾癬のこと・アトピーのこと――副腎 その1

すっかり更新から遠ざかってしまいました・・・。

全くの個人的なことですが、携帯をスマートフォンに替えたのですが、扱いが分からないところに

加えて、アドレス帳が移行できず、てんてこ舞いをしておりました。

未だにアドレス帳移行は終らないのですが、そちらは徐々にと言うことで、こちらに戻って参りました!

 

 

さてステロイドのことから始めて、前回はストレスについてお話をして来ました。

ストレスの種類や、私なりにストレスに対する処し方を少しお話しました。

今回はそのストレス(ストレッサー)が、生体にどのように作用するのか?について、

もう少し詳しくお話をしたいと思っています。

 

タイトルにもあるように、ストレス状態の時には『副腎(ふくじん)』と言う臓器が活躍をします。

このことは『乾癬のこと・アトピーのことーー副腎皮質ホルモン(ステロイド) その2』で少しお話をしました。

炎症やストレスに対応するホルモン、ステロイドを分泌するのが副腎と言う臓器です。

 

 

改めて基本的な事柄を確認してみましょう。

場所は腎臓の上部に貼り付くような形で存在しています。

それ故に『副腎』と言う和名が付いたのでは?と想像してしまいますね。

 

英語では【Suprarenal gland】と言います。

Supraは「上の」とか「上に」の意味。 Renalは「腎臓の」と言う意味です。

Glandは「腺」。リンパ腺とか扁桃腺の腺です。

つまり『腎臓の上の腺』と言う意味です。

 

このネーミングからも、腎臓の働きのサブではなく、あくまでホルモンなどを分泌する腺として

認識されている器官なのです。

 

実はもう一つ英語名が有ります。

それは【adrenal gland】と言う言葉です。

adrenal・・・アドレナル・・・どこかで聞いた感じですよね。

そうです!『アドレナリン』に似ているんですよね。

英語的には【ad】は方向性を現す語根だそうですが、たぶん【腎臓の上の方】ぐらいの意味でしょうか?

 

 

でも【アドレナリン】と言う言葉は、皆さんも意外と使っていらっしゃると思います。

興奮している時には『アドレナリンが出ている!』なんて言ったりしますよね。

 

実際のアドレナリンは『副腎髄質ホルモン』と分類されるので、副腎の皮質ではなく

髄質(中心部辺りと言うニュアンス)から出るホルモンです。

 

副腎は乾癬やアレルギーへの対応する皮質のホルモンだけではなく、髄質からのホルモン

も色んなところで活躍をしています。

そしてその活躍がないと、人間は生きては行けないと言っても過言ではないかも知れません。

 

私は【副腎(ふくじん)】のことを【福神(ふくじん)】と捉えています!

駄洒落みたいですが、人間にとって副腎が活躍してくれるのは、本当に福の神が守ってくれているようなモノなのです。

 

そしてストレスが大切は副腎(福神)を傷つけてしまうのです・・・。

 

どうか、皆さんも福神(副腎)に好かれるようにして、乾癬を克服して行きましょう!

そして楽しく、素敵な人生を送れるようになって戴けたら、私も嬉しく思います。

 

今回からは、その副腎(福神)を掘り下げてみたいと思います。