流気法とは

『流気法』とは、読んで字の如く『気を流す操法』です。東洋医学には気血と言う概念があります。その気血の滞りが病の元になると考えます。鍼灸や整体も、その気血の流れを調節するものですが、鍼灸・整体は患者さん本人の身体が、治癒刺激に反応して、自ら気血を流し始める生理的反応を惹起するものです。 しかし、その力が十分でない方や、場合には、それを補ってあげる必要があります。それがこの『流気法』です。 この方法は、私の師匠である池田研二先生が開発しました。 (詳しく知りたい方は、池田研二著『東洋医学マニュアル』朝日ソノラマを参照してみて下さい。)

流気法には、いくつか種類があります。

【全身流気法】

整体をしない方で、全身の気血の流す。

【頭部流気法】

頭痛や頭重、肩こりなど。

【鼻流気法】

風邪や花粉症などの鼻づまりなど。

【耳流気法】

耳鳴りや難聴など。

【肩背流気法】

肩こりや痛み、背部のこりなど。

【膝流気法】

膝の痛みなど。 その他、各種関節の流気法などがあります。