季節外れの台風上陸に見舞われた日本列島。
被災された皆さまには、心よりお見舞い申し上げます。
そして新たに台風発生のニュースに接し、どうか反れてくれますようにと願うばかりです。
さてブログとして投稿させて戴くのも、とても久しぶりです。
道端さんの乾癬の告白を聞いて、こちらも再開しようと思っていましたが、なかなか筆が進まず・・・(>_<)
その後、道端さんの報道は僕は耳にしないので、順調に治療が進んでいるのだろうと思うばかりです。
さて、今月29日は『世界乾癬デー』です。
世界中に、乾癬と言う疾患を知って貰う意味を込めて制定された日です。
私は乾癬の治療を積極的にするようになってから、10年以上経ちますが、
乾癬の患者さんは増えているように感じます。
しかし未だに世間一般では、認知されていない疾患だとも感じます。
いらっしゃる方々は一様に『理解されない・・・』『気持ち悪がられる・・・』など
直接的に生命の危機にはならないとされていますが、実際には心を相当傷付けれられているのを感じます。
特に周囲の方に認識不足から、不用意な言葉や態度が、患者さんを大きく傷付けていると思います。
そう言う点では、世間での認知度が上がれば、乾癬の患者さんもじっくりと治療にも専念出来るのではないでしょうか?
周りの認知が低い為に、どうしても焦って治療を行ってしまったり、諦めてしまったりしている方が多いと思います。
以前も書きましたが、私は必ず治る疾患だと思っています。
それは多くの方が、元々は乾癬が無かった時期があるからです。
何らかの事情で身体のメカニズムに無理が掛かり、その影響で一番弱いと思われる皮膚に
疾患が出た状況だと理解しています。
ですから、本来のメカニズム、システムに戻せれば、結果として皮膚も元に戻るはずだと思っています。
ただ治るスピードや、治り方には個人差がある事を臨床においてはたくさん経験しました。
その点では、発症の原因は単一では無いのでしょう。
どこかの臓器が壊れたからと言う、単純な仕組みの事も有れば、それ以外の要因が重なった複合的なケースもあると思います。
以下に『日本乾癬患者連合会』様のホームページを転載させて戴きました。
参考にしてみて下さい。
世界乾癬デーは、乾癬や関節症性乾癬の患者さんのために毎年10月29日に開催されます。患者さんが患者さんのために構想した世界乾癬デーは、世界中の乾癬や関節症性乾癬患者さんが意見を表明するための世界的なイベントです。世界中の患者連合会が一丸となって開始された世界乾癬デーは、政府や国際機関が真剣に受け止めるべき乾癬の症状を紹介することが目的です。
世界乾癬デーの目的
■ 意識向上を図る
乾癬患者さんにひとりではないことを知ってもらい、この過酷な病気とその辛さに対する意識向上を図ります。乾癬は伝染病という誤解など、症状に関する誤った世間の誤解をとき、正しい理解を広めます。
■ 治療アクセスを改善する
医療制度、政府、医師、介護者、および全ての乾癬治療担当者を通じて、患者さんが最適な治療へのアクセスを得られるようにします。長い間、乾癬や関節性関節炎はあまり優先されてきませんでした。乾癬や関節症性乾癬は過酷な病気であり、医療課題の中で、もっと優先されるべきです。
■ 理解を深める
乾癬患者さんだけでなく、一般の人々にも情報を提供することにより、もっとオープン、そして乾癬の理解を高め、患者さんが自信をもって乾癬ついて話しやすい環境を整えます。
■ 乾癬コミュニティで団結する
世界中の患者さんが団結して、主要な政府政策立案者に意見を伝えるための機会を提供します。
長年にわたり、各地の患者会が乾癬患者さんのための記念日の構想について話し合ってきました。2004年、世界中の乾癬患者会の会員・非会員により、乾癬・関節症性乾癬の意識向上を図るため、世界乾癬デーが定められました。
世界乾癬デーの主催者
このイベントは、世界中の乾癬関連団体から構成された国際組織である国際乾癬患者会連盟(IFPA)の主催で行われます。IFPA会員は、定期的に会議を開き、世界中の乾癬コミュニティに影響を及ぼす重要な問題について話し合います。