ブログとして記事を上げるのは、本当に久しぶりです。
調べたら、2017年に道端アンジェリカさんが乾癬を発症したと言うニュースに対して
少し見解を書かせて戴いたのが最後でした。
その時も『ブログを書く』と言いつつ、まったく筆が進まず・・・(>_<)
今回は記事も書き溜めたので、継続発信できると思いますので、良ければお付き合い下さい。
タイトルにもしましたが、患者さんは乾癬やアトピー性皮膚炎の治療や治癒過程において、
たくさんの疑問を持たれます。
『本当に治るのか?』から始まり、この治療院でも患者さんから、様々な質問を受けます。
来院されている方には、聞かれればその場でお答えしますし、こちらも気付いたところがあれば、
お話をするようにしています。
それでも、こららも伝えていたと思い込んでいるいて、お伝えしていないことも多いと思います。
そこで今回のブログは、治療や治癒過程において患者さんが抱く『疑問』について、
少し書いて行こうと思います。
最初の疑問は『保湿は必要なのか?』と言うことについて、何回かに分けて書いていきますね。
僕自身は今までの経験から『保湿は必要です!』と、申し上げたいと思います。
何故なら、『二次災害を避けるため』と言う説明を、患者さんにはしております。
では『二次災害』とはなんでしょうか?
僕が皮膚の治療において思う『二次災害』とは、『起きなくても良い症状を起こしてしまうこと』
と思っています。
痒みが元々ある場合の皮膚疾患は、上手くコントロールしながら治癒に向かわざるを得ません。
ずっと痒いとおっしゃる方もいますが、痒みが若干収まる時や、痒みが強くなるタイミングと言うものが結構あるようです。
そこを上手くコントロール出来れば、イライラや不安も軽減でき、安心して日常生活も送れます。
皮膚の痒みにおいては、皮膚に触れるモノによって誘発されることが多いと思います。
衣類のタグが触ると痒いとか、セーターの毛羽で痒くなるとか。
それ以外の要因もあると思いますが、お肌の方が保護されていたり、滑らかであったりすれば、
痒みの誘因は減らせると思います。
つまり、お肌のバリア機能が低下している方が多い皮膚疾患ですから、そのバリア機能を助ける為にも、
『保湿は必要』だと感じます。
少しでもバリア機能を高めておけば、冒頭でお話した二次災害である『起きなくても良い痒み』は、避けることが出来ると考えています。
もちろん、『どの程度保湿するのか?』や『何の保湿剤でするのか?』は次回以降でお勧めをお伝えしようと思います。