前回から投稿に間が開いてしまい、申し訳ありません。
新しく研究することがあり、以前の書置きを見直しております。
今回からは『治りやすいタイプ』と言うことで、少しお話をしたいと思います。
これもよく聞かれることです。
乾癬やアトピー性皮膚炎に限らず、病気には治りやすい方とそうでない方がいらっしゃるように思います。
以前のブログでも少し触れましたが、わたしは皮膚疾患に限らず、『ストレスが原因で何らかの病気が発症する』と言うことに、注目しております。
その観点から見た場合、大きく3つに分けて考えて来ました。
● 肉体へのストレスのみが原因
● 精神的ストレスが原因の場合
● 肉体と精神の複合的なストレスの場合
『ストレス』と言う原因から見た場合、上記のような分類が出来ると思っています。
この分類には『体質』と言う条件は、あえて加味していません。
同じ環境下におかれても、個々の持ち味で、受けた影響がどう表現されるかが変わるのは、いろんな場面で経験されていると思います。
周りの方が風邪をひいてゴホゴホしていても、うつってしまう方もいれば、罹らない方も居る。
そのように影響のされ方は、個人によってかなり異なりますし、その個人も『その時の状態』によって影響のされ方は変わります。
乾癬やアトピーのことを『体質だから』と言う言葉で切り分けてしまうと、行きたい道が見えなくなってしまいますので、今は少し置いておきますね。
もちろん、『体質』と言うもの影響します。
アトピー体質などと表現される場合、免疫系統の不調和や強弱があったりします。
東洋医学ではそれらを『素因』と言って、元々持っているその人の特徴を意味します。
それらを持った個人が、よりよく生活していく為に、様々なお手伝いをしていくのが、東洋医学の本質だと思います。
その中には、いわゆる『体質改善』もお手伝いの一つだを言えます。
話しが反れましたが、ストレスを起因とした皮膚疾患においては、上記の3つとして改善の糸口にしています。
今回からは、このことを少し掘り下げてみたいと思います。
また『体質』のことも含めてお話をするかも知れませんが、一般的なメカニズムと、個々の反応による症状は、出来るだけ分けてお話ししたいと思います。