乾癬のこと・アトピーのこと――ストレス その6

乾癬を患う多くの方は、『真面目過ぎる人』、『頑張り過ぎる人』であると、私は思っています。

真面目である』『頑張り過ぎる』・・・これらの状態は【緊張】を強いているとも言えるのではないでしょうか?

人間は【緊張】と【弛緩】を偏りなく繰り返すことが出来ると、健康であると言われています。

 

 話しは少し逸れますが、私が普段の治療で行う整体法は【太陽創健法(たいようそうけんほう)

と言う名前が付いていました。

亀井日進(かめいすすむ)先生と言う方が創始された【均整法(その後、姿勢保健均整法)】を学んだ

宮國朝輝(みやくにともてる)先生が、均整法(きんせいほう)の幾つかの手技をまとめられたものです。

 

名称の由来は、『太陽の下で育まれた様々な食べ物を万遍なく戴いて健康づくりをする事』から来ています。

 

太陽創健法における健康の定義があり、それは『精神的にも肉体的にも緊張と弛緩が自在で有る事

 

緊張ばかりでもダメ、弛緩ばかりでもダメ!

どちらにも振れることが出来るような、精神と肉体ならば健康であると言う考え方です。

 

これを自律神経的に観ると、緊張は交感神経優位弛緩は副交感神経優位の状態と言えます。

乾癬の多くの方が緊張≒交感神経優位の状態が長い間続いてしまったことで、発症および症状継続

になっていると言えるのではないでしょうか?

 

『乾癬の多くの方は・・・』と書いたのは、弛緩状態・・・つまり、副交感神経優位の為に発症している方も

いらっしゃるので、このような表現にしました。

弛緩≒副交感神経優位のタイプについては、後ほど、自律神経のことをお話しする時に説明しますので、

今は〝変えられないストレッサー〟に対して『真面目過ぎる人・頑張り過ぎる人』=【緊張】のタイプのことを

お話しします。